先月は1ヶ月のうちに2回も満月があり、エネルギーが激しい変動などから民間の人たちから「月に関して解説して欲しい」と多くの質問が来ましたので、今日は月についてお話ししたいと思います。
地球の4分の1ほどの月ですが、夜眺めてみると、とっても神秘的ですよね。
日本ではうさぎがお餅をついているという伝説があり、ハワイではヒナという女神様がカパ作りをしてると言われています。
※「カパ」とは樹脂で作る布のことです。
月は地球にとって、とっても重要な働きをしています。
月がなくなってしまったら、地球の地軸は定まらず自転が安定しなくなり、地球は暴走してしまいます。
人が住めたものではありません。
古代のハワイアンは、地球にとって月がどれほど大切な存在なのかを、よく知っていたのでしょうね。
独自のムーンカレンダーがありました。
月の満ち欠けによって生活サイクルを決めて農業や漁業など、その日に何をしたらよいかまで決めていたんです。
それぞれ一夜ずつ名付け、月には30もの名前があり、1日の始まりは朝ではなく月の出とともに始まりました。
パワーストーンの浄化などにも結構は効果がありますが、皆さんは月のパワーを感じたことはありますか?
地球は月の引力の影響を強く受けているので、月の位置によって潮が満ちたり引いたり、もちろん地球に住んでいる私達も、とても影響を受けています。
満月の日は血圧は上昇しやすく、産婦人科では出産が多いというのは、よく知られていますよね。
陰陽道においては、太陽が陽で月が陰、男性が陽で女性が陰です。
つまり、陰である月は女性性の開花にも効果があるということです。
女性性というと男性は関係ないかと思われる方もいらっしゃると思うのですが、全ては陰と陽のバランスなので、男性にも女性性があります。
変動の大きいこれからの時代、女性だからとか男性だからとか一般的な概念にとらわれるのではなくて、自分というものを見つめなおして欲しいのです。
男性だから男性性の比率が多くないといけないとか、女性で社会でキャリアウーマンとしてバリバリ働いていて女性性をあえて抑えていたとか、皆さんそれぞれいろんなケースがあるとは思うんですけども、自分の心地いい本来の自分の女性性と男性性のバランスがあるので、それを月を眺めながら内なる自分を見つめて欲しいんですね。
月のエネルギーがあなたをサポートしてくれることでしょう。
「夜、月を眺めてる暇なんてない」「そんな心の余裕なんてなかった」なんていうあなたも、月がいかに地球にとって大切な存在かを知ったあとに見る月は、きっと今までとは違って見えるでしょう。
試してみてくださいね。
地球に人生がある限り活き活きと生きていきましょう。
ハワイからマナを込めてアンジェリーナでした。